支援方針・目標

重症心身障がい児と呼ばれる子どもたちや医療ケアのある子どもたちに関しては、障がいの重さに目が行きがちですが、「医療的な配慮」が必要なだけであって「子ども」ということに変わりありません。
「障がいが重いから、医療ケアがあるから」を理由に活動を制限するのではなく、「どうしたら楽しく活動できるか」という視点を常に考えたサービスの提供を大切にしています。
また、多職種・関係機関との連携を積極的に図ることで、利用するお子様はもちろんのこと、ご家族の抱えている様々な悩みに対する考え方が変わり、みんなが希望を持って健康に楽しく生活を送るきっかけとなり、地域の中でホッとできる温かい場所になることを目指しています。

支援内容

個別支援計画に基づき、子どもたちの心身の状態や体調に合わせて制作、感覚遊び、レクリエーションや季節に応じた活動等の個別・集団プログラムを組んでいます。また、「見る」「聞く」「感じる」などの体験を通して、子どもたちが意欲的に活動へ取り組めることを大切にしています。

制作：(1月)門松 / (2月)節分ペーパーファン / (3月)吊るし雛飾り　等

感覚遊び：片栗粉スライム / 寒天 / 小麦粉ねんど / アクアジェリーボール　等

レクリエーション：浮き輪ボッチャ / カップインボール / 菓子食い競争　等

理学療法（PT）は必要に応じて特別支援計画に基づき週１回、音楽療法は月4回集団で実施しています。

理学療法：ストレッチ / バランス運動 / 歩行訓練 / 関節可動域 / 排痰 等
音楽療法：楽器活動・全身を使って大きく身体を動かす運動を通して、子どもたちの自発的な行動と個性を引き出します


長期休暇では、公共交通機関を利用しての外出などの通常活動時ではできないプログラムも取り入れています。
外出先：お台場 / アクアパーク品川 / 東京都庁 / 航空公園 / 三鷹の森ジブリ美術館　等